Service
BUSINESS SYSTEM
業務システム開発
Overview
業務システム開発とは
業務システムとは、顧客管理、案件管理、在庫管理、見積・請求など、社内の業務を効率化するためのシステムです。オーバーエックスは、Excelや紙、Accessで行っている業務を、自社の業務の流れに合わせたシステムとして開発します。
市販のSaaSやパッケージは手軽に始められる反面、業務の進め方をツールに合わせる必要があります。独自のルールや帳票が多い業務、複数の部署やシステムにまたがる業務は、オーダーメイドで開発したほうが、入力の手間やミスを大きく減らせます。

Issues
システム化を検討するタイミング
- 複数人で同じExcelを使い、どれが最新か分からない
- 同じ内容を、複数のファイルやシステムに転記している
- 月末の集計や請求書の作成に何日もかかる
- 担当者しか仕組みが分からないAccessやマクロがある
- 紙の伝票や日報を、あとから入力し直している
- 外出先やテレワーク中に、社内のデータを確認できない
Excelのままでよい業務もあります。利用する人が3人以上になる、データが数千行を超えて増え続ける、転記が多い、ミスの影響が大きい。こうした条件が重なってきたら、システム化を検討するタイミングです。
Judgment
Excelのままでよい業務・システム化すべき業務
すべての業務をシステム化する必要はありません。次の表で、今の業務がどちらに近いかを確かめてみてください。右の列に当てはまる項目が多いほど、システム化による効果が大きくなります。
| 判断の項目 | Excelのままでよい | システム化を検討 |
|---|---|---|
| 利用する人数 | 1〜2人 | 3人以上が同時に使う |
| データの量 | 数百行程度 | 数千〜数万行で、年々増える |
| 転記・連携 | そのファイルだけで完結する | ほかのファイルやシステムへの転記が多い |
| ミスの影響 | 小さい | 請求・出荷・在庫など、影響が大きい |
| 作業時間 | 月に数時間 | 月に数十時間以上 |
| 管理している人 | 誰でも直せる | 特定の人しか仕組みが分からない |
Examples
開発できる業務システムの例
業種や業務の内容に合わせて、次のような業務システムを開発しています。複数の業務を1つのシステムにまとめることも、まず1つの業務から始めることもできます。
| システム | 主な機能 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 顧客管理(CRM) | 顧客情報、対応履歴、検索、案件との紐づけ | 150万〜600万円 |
| 案件・プロジェクト管理 | 案件登録、進捗、工数、売上見込み | 150万〜600万円 |
| 予約管理 | 予約受付、空き状況、リマインド通知 | 150万〜500万円 |
| 在庫管理 | 入出庫、在庫照会、棚卸、発注点管理 | 200万〜800万円 |
| 販売管理 | 見積・受注・出荷・請求、売上集計 | 300万〜1,000万円 |
| 生産管理 | 生産計画、工程管理、原価、資材所要量 | 500万〜2,000万円 |
※金額は税別の一般的な目安です。機能の数、帳票、他システムとの連携、データ移行の有無で変わります。
このほか、勤怠管理、ワークフロー(申請・承認)、見積書の作成、日報など、社内のさまざまな業務のシステム化をご相談いただけます。
Point
業務別・システム化のポイント
顧客管理・営業管理
顧客情報、商談の履歴、見積もりを1か所にまとめると、担当者が変わっても対応の経緯を引き継げます。名刺や問い合わせフォームからの登録、メール配信との連携など、入力の手間を減らす工夫が定着のカギです。
在庫管理・受発注
入出庫の登録を現場ですぐにできることが重要です。バーコードやスマートフォンでの入力、発注点を下回ったときの通知、販売管理や会計ソフトとの連携で、在庫の数字と帳簿のずれを防ぎます。
見積・請求
見積もりから受注、請求までを1つのデータでつなぐと、転記ミスと請求漏れを防げます。自社の書式に合わせた帳票の出力、承認の流れ、インボイス制度に沿った請求書の項目もあわせて設計します。
勤怠・申請・日報
紙やExcelでの申請・報告は、提出と承認、集計に時間がかかります。スマートフォンから入力でき、承認の状況と履歴がすぐに分かる仕組みにすると、管理する側の負担も大きく減ります。
Migration
Excel・Accessからの移行
今お使いのExcelやAccessは、捨てずにそのまま資料として活用します。入力している項目、計算式、帳票の形から業務のルールを読み取り、新しいシステムに必要な機能を整理します。仕様書がないAccessでも、テーブルの構造や画面、クエリやマクロの動きを解析して作り直せます。
Microsoft Accessのサポート期限は、Access 2016・2019が2025年10月14日、Access 2021が2026年10月13日です。期限を過ぎたバージョンはセキュリティ更新が提供されないため、移行を計画的に進めることをおすすめします。
| 移行の方法 | 費用の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| Webシステムとして作り直す | 200万〜800万円程度 | 業務も見直したい。複数の拠点や社外から使いたい |
| データだけクラウドのデータベースへ移す | 数十万〜200万円程度 | 画面や操作は変えずに、早く移行したい |
| SaaSに置き換える | 月額の利用料 | 業務が一般的で、標準機能に合わせられる |
Effect
システム化で期待できる効果
- 転記と集計の時間が減る入力は1回で済み、集計や帳票は自動で作られます。月末に集中していた作業が平準化され、担当者は本来の業務に時間を使えるようになります。
- 入力ミスと漏れが減る入力できる値の制限や、必須項目のチェック、重複の検知で、ミスをその場で防ぎます。承認の流れを組み込めば、確認漏れも防げます。
- 最新の状況が、いつでも分かる全員が同じデータを見るため、「どれが最新のファイルか」を探す必要がなくなります。在庫や売上、案件の状況を、必要なときにすぐ確認できます。
- 業務の属人化を解消できる業務のルールがシステムに組み込まれるため、担当者が休んだり異動したりしても、業務が止まりにくくなります。
Price
費用と期間の目安
| 規模 | 主な内容 | 費用の目安 | 期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 小規模 | 案件管理・予約管理など単一業務のツール(画面10程度) | 100万〜300万円 | 1〜3か月 |
| 中規模 | 受発注・在庫・顧客管理など複数の機能。帳票出力や会計ソフトとの連携あり | 300万〜1,000万円 | 3〜6か月 |
| 大規模 | 複数部門にまたがる業務、基幹システムとの連携、大量のデータ | 1,000万円〜 | 6か月〜1年以上 |
開発費のほかに、サーバー・クラウドの利用料と、保守費(年間で開発費の10〜15%程度)がかかります。費用を抑えるには、必須の機能に絞って小さく始めること、一般的な業務はSaaSと組み合わせることが効果的です。オーバーエックスでは、これまでの開発で使ってきた部品(開発資産)を活用し、ゼロから作る部分を減らします。
条件を選ぶだけで目安がわかる開発費用の概算シミュレーターもご利用ください。
Approach
進め方
- 業務の棚卸し今の業務の流れと、使っている帳票・ファイルを確認します。担当者ごとの工夫や例外の処理も伺います。
- 優先順位づけ効果の大きい業務から、最初に作る範囲を決めます。すべてを一度に作る必要はありません。
- プロトタイプで確認実際の画面を操作して、入力の流れや項目を確かめます。現場の方にも触っていただくのがおすすめです。
- 開発・テスト・データ移行開発とテストを進めながら、既存のExcel・Accessのデータを整理して移行します。
- 稼働後の改善使いながら出てきた要望を、優先度を決めて段階的に追加していきます。
Success
失敗しないためのポイント
- 今の業務をそのまま写さないExcelでの手順をそのままシステムにすると、不要な作業まで残ってしまいます。システム化をきっかけに、なくせる作業や帳票を見直します。
- 使う人に早い段階で触ってもらう管理者だけで決めると、現場で使いにくいシステムになりがちです。プロトタイプの段階で、実際に入力する方に操作していただきます。
- 最初から作り込みすぎない必須の機能に絞って稼働させ、使いながら出てきた要望を追加するほうが、費用を抑えられ、使われるシステムになります。
- 移行するデータを早めに整理する既存のExcelのデータには、表記の揺れや重複がよくあります。移行の範囲とルールを早めに決めておくと、稼働の直前に慌てずに済みます。
Compare
SaaS・パッケージとの比較
| 方式 | 初期費用 | 月額費用 | 業務への合わせやすさ |
|---|---|---|---|
| SaaS | 0〜数十万円 | 利用者数×数千円など | 業務をツールに合わせる |
| パッケージ+カスタマイズ | 数百万円〜 | 保守費・ライセンス費 | 標準機能の範囲で合わせる |
| オーダーメイド開発 | 100万円〜 | サーバー費+保守費 | 業務に合わせて作れる |
どの方式が合うかは、業務の独自性と規模によって変わります。ご相談の内容によっては、SaaSとの組み合わせや、必要な機能だけを選べる自社パッケージ(モジュール型)もご提案します。
Preparation
ご相談時にあると役立つもの
- 今使っているExcel・Accessのファイルや帳票(見本で可)
- 業務の流れが分かるメモや図(手書きで可)
- 困っていること、システムで実現したいこと
- 使う人数と部署、利用する場所(社内・外出先など)
- 連携したいシステム(会計ソフトなど)
- ご予算の上限と、稼働させたい時期
資料がそろっていなくても大丈夫です。ヒアリングしながら、業務の流れとシステム化する範囲を一緒に整理します。社内での検討には、無料の要件定義書・RFPテンプレートもご活用ください。
FAQ
よくある質問
- 小さな業務1つだけでもシステム化できますか?
- はい。案件管理や予約管理など、単一業務の小規模なシステムは100万〜300万円、1〜3か月程度が目安です。まず小さく作って効果を確かめ、そこから広げる進め方もおすすめです。
- 今使っているExcelのデータは移行できますか?
- はい。データの形式や重複を整理したうえで、新しいシステムへ移行します。移行するデータの範囲は、要件定義の段階で一緒に決めます。
- 仕様書がないAccessでも作り直せますか?
- はい。テーブルの構造、画面、クエリやマクロの動きを解析し、業務のルールを洗い出したうえで作り直します。
- スマートフォンやタブレットでも使えますか?
- ブラウザで使うWebシステムとして開発すれば、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも利用できます。
- 会計ソフトなど、今のシステムと連携できますか?
- 連携先がデータの取り込み・書き出しやAPIに対応していれば連携できます。連携の方法と費用は、連携先の仕様を確認したうえでご提案します。
- 開発期間はどれくらいかかりますか?
- 単一業務の小規模なシステムで1〜3か月、複数の機能を持つ中規模なシステムで3〜6か月、複数部門にまたがる大規模なシステムで6か月〜1年以上が目安です。
- IT担当者がいなくても依頼できますか?
- はい。専門用語を使わずに業務の内容を伺い、必要な機能と進め方をご提案します。稼働後の操作説明や、保守のご相談も承ります。
- 導入後、社員が使いこなせるか不安です。
- 現場の方にプロトタイプの段階から操作していただき、使いやすさを確かめながら開発します。稼働前には操作のご説明を行い、稼働後のお問い合わせにも対応します。
- 開発の途中で要望が増えたらどうなりますか?
- 要望の内容と、スケジュール・費用への影響をご説明したうえで、今回の開発に含めるか、稼働後の改善として対応するかを一緒に決めます。
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