Service

SYSTEM REPLACEMENT

システムリプレイス

システムリプレイスのイメージ

Overview

システムリプレイスとは

システムリプレイスとは、使い続けてきた既存のシステムを、新しいシステムに置き換えることです。オーバーエックスは、仕様書が残っていない古いシステムや、開発した会社と連絡が取れないシステムも、解析から置き換えまで対応します。

リプレイスには、システムの中身はそのままに土台だけを新しくする方法から、業務を見直して作り直す方法まで、いくつかの手法があります。今のシステムの状態と、これからの業務に合わせて最適な手法を選ぶことが、費用とリスクを抑えるポイントです。

手法内容費用・期間向いているケース
リホストプログラムはそのままに、サーバーやOSなどの基盤を新しくする(クラウドへの移行を含む)小〜中機能に不満はなく、基盤の老朽化が主な問題
リライト同じ仕様のまま、新しいプログラミング言語に書き換える中古い言語で、保守できる人が確保できない
リビルド業務を見直し、設計からシステムを作り直す中〜大業務に合わなくなっている。将来の拡張が必要
既製品への置き換えSaaSやパッケージに切り替える小〜中業務が一般的で、標準機能に合わせられる

Issues

こんなときはご相談ください

  • サーバーやOS、データベースのサポート期限が近づいている
  • 開発した会社と連絡が取れない、保守を断られた
  • 仕様書がなく、中身を分かる人が社内にいない
  • 古い言語や技術で作られていて、改修できる人が見つからない
  • 改修のたびに不具合が出て、費用もかさんでいる
  • Accessや古いパッケージを使い続けている

サポートが終わった製品には、セキュリティの更新が提供されません。たとえばMicrosoft Accessのサポート期限は、Access 2016・2019が2025年10月14日、Access 2021が2026年10月13日です。主な製品の期限は、毎月更新しているサポート期限カレンダーで確認できます。

Signs

リプレイスを検討すべきサイン

確認すること要注意の状態
基盤のサポートサーバー、OS、データベース、開発言語のサポート期限が2年以内に来る
保守の体制保守をしている会社が撤退しそう、担当者が1人しかいない
改修のしやすさ小さな変更でも見積もりが高く、対応に時間がかかる
障害の頻度原因の分からない停止や不具合が、年に何度も起きる
業務との合い方システムでできないことを、Excelや手作業で補っている
セキュリティ古いバージョンのまま、更新プログラムが適用できない

当てはまる項目が多いほど、リプレイスを急ぐ必要があります。特にサポート期限は日付が決まっているため、期限から逆算して計画を立てることが大切です。

Strengths

仕様書がなくても置き換えられる理由

仕様書がないシステムのリプレイスの進め方(現行の解析・仕様の見える化・新システム開発・段階的な移行)
いま動いているシステムと業務を解析して仕様を見える化し、段階的に置き換えます
  1. 動いているシステムを解析する画面の操作、データベースの構造と実際のデータ、プログラムや設定を調べ、システムが実際にどう動いているかを明らかにします。
  2. 業務の担当者から「暗黙のルール」を聞き取る例外の処理や、システムの外で手作業で補っていることなど、システムには書かれていないルールも洗い出します。
  3. 仕様を文書にして残す業務フロー、機能一覧、データの定義として整理し、新しいシステムの要件定義書にします。将来の保守の資料にもなり、同じブラックボックス化を防ぎます。
  4. 段階的に移行する業務単位での切り替えや、旧システムとの並行稼働で、業務を止めるリスクを抑えて移行します。

Survey

現状調査で分かること

リプレイスの第一歩は、今のシステムを正しく知ることです。オーバーエックスの現状調査では、次のことを明らかにし、報告書としてお渡しします。調査の結果だけを、社内での検討や予算の申請にお使いいただくこともできます。

  • システムの全体像(機能の一覧、画面の構成、データの流れ)
  • データベースの構造と、データの量・品質
  • サーバー・OS・ミドルウェアの構成と、サポート期限
  • 他のシステムや外部サービスとの連携
  • 業務の中での使われ方と、システムの外にある手作業
  • リプレイスの手法の候補と、それぞれの費用・期間・リスク

Price

費用と期間の目安

リプレイスの費用は、手法と規模によって大きく異なります。中小規模の業務システムを作り直す(リビルドする)場合で、数百万〜数千万円が目安です。まずは現状調査を行い、調査の結果をもとに手法と費用をご提案します。

ケース費用の目安
Accessで作った業務をWebシステムに作り直す200万〜800万円程度
Accessのデータだけをクラウドのデータベースへ移す数十万〜200万円程度
中小規模の業務システムを作り直す(リビルド)数百万〜数千万円
基幹システムを段階的に刷新する1フェーズあたり数百万円〜

※金額は税別の一般的な目安です。既存システムの規模、データ量、連携の有無で変わります。

Flow

リプレイスの進め方

  1. 現状調査・解析システムの画面、データ、プログラム、サーバー環境と、業務での使われ方を調べます。主な成果物:現状調査の報告、課題の一覧
  2. 手法の決定リホスト・リライト・リビルド・既製品への置き換えを比べ、費用・期間・リスクから手法を決めます。
  3. 要件定義業務ごとに「残す・変える・やめる」を決め、新しいシステムの要件をまとめます。主な成果物:要件定義書、業務フロー、機能一覧、データ定義
  4. 開発・テスト新しいシステムを開発し、旧システムと同じデータで結果を比べるテストで正しさを確かめます。
  5. データ移行のリハーサル古いデータの形式の違いや重複を整理・変換し、本番前に移行を繰り返し試します。
  6. 並行稼働・切り替え必要に応じて旧システムと並行して動かし、問題がないことを確かめてから切り替えます。稼働後も保守を続けます。

Risk

リプレイスでよくある失敗と対策

よくある失敗対策
今のシステムの機能を把握しきれず、新しいシステムで業務が回らない現状調査と担当者へのヒアリングで、例外の処理まで洗い出す
「今と同じ」を目指して、費用と期間が膨らむ業務ごとに「残す・変える・やめる」を決め、使われていない機能は作らない
データ移行で想定外の不整合が見つかる早い段階でデータを抽出して品質を確認し、移行のリハーサルを繰り返す
切り替え当日にトラブルが起き、業務が止まる並行稼働や段階的な切り替えで、戻れる手順を用意しておく
新しいシステムも、数年後にブラックボックスになる設計書と仕様を文書で残し、保守の体制を契約で明確にする

Data

データ移行で大切なこと

リプレイスの成否は、データ移行で決まるといっても過言ではありません。古いシステムのデータには、入力のルールが途中で変わった跡や、重複、使われていない項目が残っていることがよくあります。

  1. 移行する範囲を決める何年分のデータを、どの項目まで移すかを決めます。すべてを移すと、費用も確認の手間も増えます。
  2. データの品質を確かめる早い段階でデータを抽出し、形式の違いや重複、欠けている値を洗い出します。
  3. 変換のルールを決めて試す新しいシステムの形式に合わせる変換のルールを作り、テスト用の環境で繰り返し試します。
  4. 本番の手順をリハーサルする移行にかかる時間と手順を確かめ、問題が起きたときに戻す方法も用意しておきます。

Takeover

保守の引き継ぎ・開発会社の変更

「今の開発会社との保守契約を見直したい」「開発した会社が撤退してしまった」といった、保守の引き継ぎのご相談も承ります。いきなり作り直すのではなく、まずは今のシステムを引き継いで安定させ、そのうえで改修やリプレイスを計画することもできます。

引き継ぎで確認すること

  • ソースコードの所在と、その権利(契約書の条項)
  • サーバー、ドメイン、外部サービスのアカウント
  • データベースと各種の設定
  • 既存の資料(設計書、操作マニュアルなど。なくても可)
  • 未対応の不具合や、たまっている要望

Preparation

ご相談時にあると役立つもの

  • 今のシステムの画面や帳票(スクリーンショットで可)
  • システムを導入した時期と、開発・保守をしている会社
  • 残っている資料(設計書、マニュアル、契約書など。なくても可)
  • 困っていることと、リプレイスで実現したいこと
  • サーバー・OS・データベースのサポート期限(分かれば)
  • ご予算と、切り替えたい時期

FAQ

よくある質問

仕様書がまったくなくても大丈夫ですか?
はい。画面の操作、データベースの構造とデータ、プログラムの動きを解析し、業務の担当者へのヒアリングとあわせて現状の仕様を明らかにします。
ソースコードが手元にない場合はどうなりますか?
まず、契約の内容と、開発した会社からソースコードを受け取れるかを確認します。受け取れない場合でも、画面とデータを解析して、新しいシステムとして作り直すことができます。
業務を止めずに移行できますか?
業務単位での段階的な切り替えや、旧システムとの並行稼働で、業務への影響を抑えて移行します。切り替えの日程は、繁忙期を避けて一緒に決めます。
費用をできるだけ抑えたいのですが。
機能に大きな不満がなければ、基盤だけを新しくするリホストが最も費用を抑えられます。業務に合わない部分だけを作り直すなど、範囲を絞った進め方もご提案します。
今の開発会社に知られずに相談できますか?
はい。ご相談の内容を外部に伝えることはありません。現状の資料や画面を拝見しながら、引き継ぎやリプレイスの進め方をご提案します。
現状調査だけを依頼することはできますか?
はい。現状調査だけのご依頼も承ります。調査の結果は報告書にまとめ、社内での検討や予算の申請にお使いいただけます。
リプレイスにはどれくらいの期間がかかりますか?
手法と規模によって異なります。基盤だけを新しくするリホストは数か月程度、業務を見直して作り直すリビルドは半年〜1年以上かかることもあります。現状調査のあとに、具体的なスケジュールをご提示します。

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