システム開発の無料テンプレート集|RFP・要件定義書・見積もり比較表・保守契約チェックリスト

「開発会社に何をどう伝えればいいのか分からない」「複数社の見積もりをどう比べればいいのか迷う」。システム開発を初めて発注する担当者の多くが、最初の資料づくりでつまずきます。ゼロから書類を作るのは時間がかかり、抜け漏れも起きやすくなります。
このページでは、発注の各段階で使えるテンプレート4点を、登録不要・無料で配布しています。記入例と使い方の説明が入っているので、自社の内容に書き換えるだけで使えます。
- RFP(提案依頼書)・要件定義書・見積もり比較表・保守契約チェックリストの4点を無料・登録不要でダウンロードできます。
- 使う順番はRFP → 見積もり比較表 → 要件定義書 → 保守契約チェックリストが基本です。
- 見積もり比較表は、初期費用だけでなく保守費を含めた5年間の総額で自動比較できます。
- 社内での利用・編集・配布は自由です。出典を記載していただければ、外部への紹介も歓迎します。
目次
システム開発のテンプレートとは
システム開発のテンプレートとは、発注者が開発会社とやり取りするときに必要な書類の「ひな形」です。項目があらかじめ並んでいるため、書くべきことの抜け漏れを防ぎ、開発会社との認識のずれを減らせます。
テンプレートを使う順番
- RFP(提案依頼書)開発会社に提案と見積もりを依頼する
- 見積もり比較表複数社の見積もりと提案を比べて選ぶ
- 要件定義書選んだ会社と、作るものの中身を決める
- 保守契約チェックリスト稼働後の保守契約の内容を確認する
1. RFP(提案依頼書)テンプレート【Word】
開発会社に提案と見積もりを依頼するための書類です。背景・目的、現状の課題、システム化の範囲、機能要件、非機能要件、予算・希望時期、提案書に書いてほしい事項、評価基準までをまとめられます。
- 収録項目:表紙情報、概要、現状と課題、範囲、機能要件、非機能要件、前提条件、提案依頼事項、選定スケジュールと評価基準、秘密保持
- 使い方:灰色の斜体の記入例を自社の内容に書き換え、不要な項目は削除します
関連記事RFP(提案依頼書)の書き方|システム開発の項目例とテンプレート
2. 見積もり比較表【Excel】
3社分の見積もりを工程ごとに並べて比較できる表です。金額を入れると、初期費用の合計、保守費・サーバー費を含めた総額(年数は変更可)、最安値との差額、保守費の割合、平均の人月単価が自動で計算されます。別シートで、費用以外の評価(体制・進め方・保守など)を点数化できます。
| シート | できること |
|---|---|
| 見積もり比較 | 工程別の金額、総額、差額、保守費の割合、平均人月単価を自動計算 |
| 評価 | 評価項目ごとの重みと点数から、重み付きの合計点を自動計算 |
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3. 要件定義書テンプレート【Word】
システムで実現することを、発注者と開発会社で合意するための書類です。目的、対象範囲、業務フロー、機能要件、画面・帳票、データ項目、外部連携、非機能要件、移行、運用・保守、課題一覧、承認欄までを一通り備えています。
4. 保守契約チェックリスト【Excel】
システムの保守契約を結ぶ前に、契約書や見積書で確認すべき22項目をまとめたチェックリストです。対象範囲、作業内容、障害時の対応時間(SLA)、費用、ソースコードの権利、セキュリティ、契約終了時の引き継ぎまでを、○・△・×で確認できます。
テンプレートの利用について
- 無料・登録不要:メールアドレスなどの登録なしでダウンロードできます
- 編集・社内配布は自由:自社に合わせて項目を追加・削除してお使いください
- 紹介・リンクは歓迎:ブログや社内ポータルなどで紹介する場合は、このページへのリンクをお願いします
- 記入例について:記入例の金額や内容は説明のための架空のものです
無料ツールシステム開発費用の概算シミュレーター|条件を選ぶだけで費用・期間の目安がわかる
無料ツール・資料無料ツール・資料|システム開発の発注・予算づくりに使える
よくある質問
- テンプレートは本当に無料で使えますか?
- はい、無料・登録不要でダウンロードしてお使いいただけます。社内での編集や配布も自由です。
- RFPと要件定義書はどちらを先に作ればよいですか?
- 一般的には、開発会社を選ぶためにRFPを先に作り、開発会社が決まってから一緒に要件定義書を作ります。RFPの内容は、要件定義書の土台としてそのまま活用できます。
- Excelがない場合でも使えますか?
- WordとExcelの形式ですが、Googleドキュメント・スプレッドシートやLibreOfficeなどでも開いて編集できます。一部の書式や入力規則が異なって表示される場合があります。
- テンプレートをブログで紹介してもよいですか?
- はい、歓迎します。紹介していただく場合は、ファイルを直接配布するのではなく、このページへのリンクを掲載してください。
まとめ
システム開発の発注は、RFP、見積もり比較、要件定義、保守契約の順に進みます。各段階のテンプレートを使うと、書くべきことの抜け漏れを防ぎ、開発会社との認識のずれを減らせます。まずは分かる範囲で記入し、足りないところは開発会社と相談しながら仕上げていきましょう。